そばにある幸せ~大阪の小さな台所から

in season中田綾子料理教室を開いています。 簡単な副菜が献立の役に立ちますように

じゃこ と 甘長ピーマンの炒め物 

こんにちは。 いつもお読みいただいてありがとうございます。

in season中田綾子料理教室でございます~

すっかり暑くなって、冷たいものを摂りたい季節になりましたね。

さて、野菜売り場の店頭をうろうろすると今はピーマンが安いのがわかります。

というわけで、うちのこのブログもたくさんの方がじゃこピーマンで検索して訪れて下さってます。

 

普通のピーマンもええんですけどね、今の季節はこんなんもありますで~というので紹介するのが、甘長ピーマンでたくさん出回っているこの野菜。

京都の人が見たら「伏見の甘長唐辛子やん」っていわれると思いますが、登録されているからなのか、甘長ピーマンというので他の産地のものが安く出回ってます。

 

なにがええって、種のまま、ざくざくと切ってそのまま炒められるところですわ!

夏は短時間でおいしくがいいですよね。

ではレシピへ行きましょう!

その前に、一度においをかいでみてね。 なんとなく、青唐のように辛い刺激のある香りがする、という時はさっとゆでてから作りましょう。

材料(1袋分)

  • 甘長ピーマン 1袋
  • ちりめんじゃこ 大さじ1~2程度

調味料

  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1/2
  • しょうゆ 大さじ2/3程度
  • 油 大さじ1

 じゃこの塩分で加減してね~  しょうゆとみりんは一緒に合わせておきます。

作り方

  1. 甘長ピーマンは、ヘタを切り落とし、食べやすい長さに切る。 水気をしっかり切っておく。
  2. フライパンを中火で温め、油を入れて1の切った甘長ピーマンを炒めます。
  3. 甘長ピーマンの色が鮮やかな色になり、全体に油が回ったら、じゃこを加えて炒めます。 酒を加え、全体に回します。
  4. 合わせておいたみりんとしょうゆの半量を加え、さっと炒めます。 最後にもう一度加え、全体に混ざったら火を止めます。

少ない調味料の時は、一度に入れるよりも、全体に回りやすいです。 火加減も少し弱くするといいでしょう。

白いごはんにおいしいですよん。副菜らしい一品ですわ~

 

気に入ったら、また来てくださいね。

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新ショウガごはん

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こんにちは in seasonイン・シーズン料理教室 中田です。

いつもブログを読んでいただいて、ありがとうございます。

えらい暑くなってきましたなぁ~(大阪だけ?)

今年は和歌山からの新しょうがが届くのが少し遅いようで、ようやく今週漬けることができました。 

この時期になるともう一つ楽しみにしているのが、このごはん。

新ショウガを刻んで、炊飯器に入れて炊くだけですやん。 簡単でしょ?

ぜひ、この今だけの香りを楽しんでみてください。

 

ちなみに、私は新ショウガの甘酢漬けをスライサーを使って作った残り、のような薄っぺらいところを水にさらしておいてから作っています。 丸ごと残さんでもええのよ~、ケチとかいうたらあきませんよ。 普通です、始末、言うほどのもんでもないでっせ。

 

では作り方に行きましょう。

新ショウガは白い、柔らかそうなん選んでくださいね。 ちょっと普段見るショウガのような皮になっているのは少し辛味が増しますねん。

材料(2~3人)茶碗の大きさによりますが、上品な量なら4人いけますわ。

米 2合(カップ)

新ショウガ 約50g

油揚げの刻んだもの(油抜き済) 大さじ1程度

調味料

だし:炊飯器の白ごはんの2でOK。

みりん 小さじ2

薄口しょうゆ 小さじ4

塩 少々

あまり濃いしょうゆは新しょうがの繊細な香りが負けますねん。 濃口しょうゆ使うなら、量を少し控えて、塩で調整してね。

粉末、顆粒だしを想定しています。 薄めに入れてくださいね。 昆布茶を少し足すのもおすすめです。

作り方

  1. 新ショウガは、薄く切って、30分程度水にさらしておく。 辛いのが嫌なら少し長くしてね。 油揚げは油を抜いて、刻んでおく。
  2. 米をとぐ。 炊飯器に入れて、水(だし)、分量の調味料、水気を切った1の新ショウガ、刻んだ油揚げを加えて、炊き込みご飯モードでセットする。
  3. できあがり!

簡単ですや~ん。

副菜、言われへんけど、今の時期のおいしいもんやからぜひ作ってみてくださいね!

おかずのようでおかずじゃない、冷しゃぶみたいなとき、味のついているこんなごはんはどうですやろ~

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おいしかったら、うれしいですわ~。 また来てくださいね。

 

 

 

実山椒レシピ、ピクルスレシピをアップしました

こんにちは。いつもこのブログをご覧いただいてありがとうございます。

in seasonイン・シーズン料理教室 中田です。

ここのところ、こちらの更新がなかなかできなくて申し訳ありません。

この時期はたくさん保存食、「漬けるもの」が多くて時間を割かれておりました。

実山椒の下処理、割り醤油漬け、ちりめん山椒、それからパプリカのピクルスを

紹介しています。 教室サイトへのリンクをつけておきますね。

今の時期しか楽しめない、いろんな保存食、楽しんでくださいね。

 

inseasonlesson.localinfo.jp

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食卓に映えるからおもてなしに 夏野菜の焼き浸し

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お休みになると、どこかへ出かけるのは楽しいですが、もしも招く立場になったらどないしますか~? 気のおけない友達はともかく、おもてなしするのはなかなかたいへんなことですなぁ~。 

今日は、普段のおかずにも、おもてなし料理がぶあ~っと並ぶ食卓の端に、なにげなく用意できる作り置きおかずですねん。

メインディッシュをおいしく食べるために、ちょっと休むところみたいなもんです。

パプリカとズッキーニで、といえばイタリア料理のオイルマリネなんていう料理が思い出されるんでしょうね。

でも今日は和の一品です。 できあがりに、柚子こしょう、ポン酢、しょうがの絞り汁など好きなものを少し加えて完成させます。 

 

そう、この料理はあなたのメインディッシュ次第でどないでもなります、っていう便利料理、しかも彩り良し!な上に簡単なんですわ。 覚えていて損はないですよ~ん。

せっかくの母の日、子供の好きな料理になってしまいそうなら、和食が好きなお母さんにいかがですやろ~

ほな作りましょか。

材料 約4人分

  • 玉ねぎ1/2個
  • ズッキーニ 小2本
  • パプリカ 1個

調味料

  • だし 500ml
  • みりん 大さじ2 
  • 酒 20ml  (みりんと合わせて、50ml)
  • 薄口しょうゆ 大さじ2 
  • 濃口しょうゆ 20ml (薄口と合わせて 50ml)
  • 削りかつお ひとつまみ 10g程度
  • オリーブオイル 適量

作り方

  1. 玉ねぎは皮をむき、1/2を6等分ぐらいのくし型切りにする。
  2. ズッキーニは輪切り、パプリカは種を取り除き、8等分に切ったものを斜めに切るぐらいの細さに切っておく。
  3. フライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎ~ズッキーニ~パプリカの順でじっくり焼き色がつくように焼く。
  4. 用意しておいた大きめの器に3を入れラップをし、20分蒸らす。
  5. だしに分量の調味料~削りかつおまで入れ、火にかけ、ひと煮立ちしたら、4に漉しながら注ぎいれる。  3時間~が味が染みてくる。 昼に作って夕食ぐらいになると味が染みていておいしい。

写真は左から右へ3段階で紹介です。

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ポイントはしっかりじっくり焼くこと。 辛い調味料を後から入れる場合はちょっと粗熱が取れてからね。 熱いと辛くなりますよ。

お酒のアテにするなら 焼く時に野菜に塩をして少し塩分濃いめでもいいかな。

おかずにするならもう少しお砂糖なんかを入れてもええと思います。

基本は焼いて漬けるだけ、だから前の日にちゃちゃっと作っておけば、翌日メインディッシュをじっくりおいしく手をかけて作れます。

 

玉ねぎの色が悪くなるけど、1日ぐらい染みたのはおいしいでっせ~。

真夏は冷たく冷やしてね。

 

おいしかったら、また来てくださいね~

 

 

保存食レシピのご紹介

こんにちは in seasonイン・シーズン料理教室 中田です。

明日からいよいよゴールデンウイークですね。

私も仕事の合間をぬって、出かけたいところをピックアップ中です。

さて、以前よりうちの教室サイトの方では紹介していましたが、保存食、乾物といったレシピを紹介するページを教室サイトに設けております。

このブログでは日常、簡単にできるものを紹介することにしています。 

線引きが曖昧ですが、簡単に言うとちょっと頑張りたい佃煮とか、〇〇漬けといったものをイメージしてください。

保存食なんていうと、好きな方しか作りはりませんわなぁ~と思いましてなぁ〜

ということで通年通じて探しやすい、サイトの1ページとしております。

少しずつアップしていきます。

すでに新しょうがの甘酢漬け、葉わさびでわさび漬けを用意しておりますねん。 ぜひご利用くださいませ。

教室は5月1日より8日までお休みさせていただいております。

連休明けも忘れず、帰ってきてくださいね!  それでは楽しい連休を。 

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温かいスープで心身を癒そう 「イタリアの卵スープ ストラッチャテッラ」

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こんにちは in seasonイン・シーズン料理教室 中田です。

このたびの熊本での大震災に遭遇された皆様、心よりお見舞い申し上げます。

ほんとに見ているだけで疲れますね。

一日も早く収まってほしいと思うのですが、まだまだ揺れそうだなんて言われると、先に精神的に参りますなぁ~ 

 そんな中、テレビを見ていると、温かいものを食べるとホッとする、という声が聞かれます。

温かいもの、汁物というのは文化を問わず、家庭の味でもあり、心身を癒してくれる力がある料理。

 

新しい環境でスタートすることになった方もちょっと疲れたりっていう時期ではないでしょうか。 

ということで、今日は超簡単! 包丁もまな板も必要なし!

栄養もあるアツアツスープをご紹介。

ストラッチャテッラって舌をかみそうな名前ですが、Stracciatellaと書きます。

要するにイタリアのかき玉汁です。 卵ふわふわでほんのりチーズの香り。 

イタリアのママの愛ですねんで~♡ 残量で遅いときに何か少し食べたい時、朝ごはんにちょっとスープとクラッカーやシリアルのクッキーとかあれば、十分ですやん。

 

ではLet's cooking!

■材料

  • コンソメスープ(チキンでもOK) 300ml程度
  • 卵 1個
  • 粉チーズ(あればパルミジャーノレッジャーノのおろしたもの) 大さじ1
  • 青物野菜 ひとつまみ(写真はサラダクレソン) ルッコラなど

コンソメとブイヨンとあるけどどう違うの~?という方こちらで解説

in seasonイン・シーズン料理教室diary

■調味料

胡椒...少々かな?

作り方-----------------

  1. 卵は白身が混ざるまでしっかり溶きほぐしておきます。 そこに分量の粉チーズをまぜておきます。
  2. 青物野菜は手で葉と茎に分けておきます。 コンソメスープを煮立て、茎→葉の順に入れます。
  3. 2の沸騰した状態のところに、かき混ぜながら卵を少しずつ入れていきます。

できあがり。 味は最後に少し整えてね。

ほな、いつものように写真に行きましょか

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真ん中が粉チーズ。

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煮立ってきたところ。 ここに泡立て器があれば使って混ぜながら卵をいれますねん。

ない、っていう人のために、写真はフォークで作っています。

垂らすように入れながら、卵が落ちてきたところをフォークでしっかり左右に動かして、卵をちらしてくださいね。

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中に入れる葉物野菜はゆでた残りのほうれん草とかでもいいんですわ。

生の場合は先にオリーブオイルや、バターで野菜を炒めてからコンソメを注いで、さっと煮てから卵を入れてね。

よろしゅうおあがり。 また来てくださいね。

 

レシピ&レッスンのお問い合わせはこちらまで↓

inseasonlesson.localinfo.jp

 

 

 

 

 

アスパラガスのハーブソテー

 

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こんにちは in seasonイン・シーズン料理教室 中田です。

桜もすっかり道を彩るようになりました。 今日は今が旬のアスパラガスです。

って、その前に「副菜」ってなんですやろね~

副菜...付け合せと一緒でええんやろか。 と悩みました(笑)。

 そう、今日は付け合わせなんです。 びっくりするほど簡単な一品。

フランスではガルニチュール、イタリアではコントルノというものがそれに当たります。 で、別のお皿の時もあれば肉料理の横に一緒にのっています。

私の中では、一緒に食べるとよりおいしくメインディッシュが食べられる料理のことかな、となっています。

だって、レストランに行って、付け合わせも丁寧においしいと、また来よう!って思いますやん。

今回の料理はハーブをたっぷり使うと美味しい料理です。

そやけど、ハーブの方が日本ではアスパラガスより高かったりするわけで(苦笑)、全部生のハーブ使いましょう、とは言えませんのであるもので作ってね。ということにします。

では、さっそく。

■材料1~2人分

  • アスパラガス 1束(4本)
  • ハーブ(パセリ、セルフィーユ、シブレット、バジルなど)大さじ1程度
  • にんにく 1かけ

■調味料

作り方----------------

  1. アスパラガスは下1cm程度を切り、下半分皮をむき、お皿に合う長さに切ります。(写真は1/2です)
  2. ハーブはさっと洗って水けを切り、みじん切りにします。 レモンは絞っておいてもOKです。 にんにくは皮と芽を取り除き、つぶしておきます。 香りを強く出したければみじん切りでもOKです。
  3. フライパンを熱し、エキストラバージンオリーブオイルとにんにくを入れ、少し香りが出たら、アスパラガスを入れて軽く炒めます。
  4. 塩を溶かした水のうち75ml程度を入れふたをして中火で蒸らします。(アスパラガスが太ければ100ml入れてもかまいません)
  5. 仕上げにみじん切りにしたハーブとレモン汁少々を入れたら、フライパンを前後にゆすってドレッシングのようにします。 もりつけて、上からできあがったソースをかけ、オリーブオイルを少しかけたらできあがり。

では、いつものように写真にいきましょ。

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アスパラガスは太さが揃っていないときも、よくあるのでその場合は太い方から先に炒めてね。

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みじん切りのハーブとにんにく、アスパラガスの準備が整ったところ。

私が今回使ったのはパセリ(イタリアンパセリ)と、乾燥のバジルです。

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ころころ転がすように炒めてね。私はにんにくの香りを控えめにということで途中で入れました。 お好みで。

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油を多く使っているけど、最後のレモン汁が決め手かな。

レモンは油を軽く感じさせてくれます。

牛肉料理の付け合せに。ポーチドエッグを添えて朝食に。

アスパラガスの香りを楽しんでくださいね。

見てくれはっておおきに。 また来てくださいね。

 

 

Copyright(c)in season Ayako Nakata