そばにある幸せ~大阪の小さな台所から

in season中田綾子料理教室を開いています。 簡単な副菜が献立の役に立ちますように

気持ちいい汗で夏を乗り切る! 「うちのスンドゥブチゲ」

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いつもブログを訪ねていただいてありがとうございます。

天気予報を見ていると、最高気温33℃が続いております。って大阪の話なんですけどね~。 ほんま暑いですわ。

仕事から帰ったら暑いし、疲れてるしで、つい冷たい麺類が増えてます、という方もおられるのではないでしょうか。

私はものすごく疲れている時、どんなに暑くても必ず汁物を摂るようにしています。 材料から出た栄養で体を満たしているようで、食べながら心身ともにリラックスできるからです。 簡単なものでいいんです。 丁寧にだしをとったお味噌汁でも。 おすすめです。

 

一つの料理でたっぷり栄養もとれる、今日はそんな料理ですねん。 

スンドゥブというのは「純豆腐」って書くそうで、日本でいうおぼろ豆腐のようなものです。 今回レシピのタイトルに「うちのごはん」のように「うちの」とついているのは、身内が韓国のレシピを何かで見たとか、私が本でみた、なんていうのを家で試行錯誤しながら作ってきたレシピやからなんですわ。

 毎度のことながらアバウトですが、キムチの量が少なかったら、コチュジャンを増量してもよし、イカがなかったら、あさりをたっぷり入れてもよし。 

あなたの冷蔵庫内の材料と予算に応じて美味しく作ってくださいね。

材料(3~4人分)

やや酸っぱくなった、よく漬かったキムチ 約300g

いか(小)2はい (種類はなんでも)

ホタテ(今回はあさりのいいのがなかったのでゆでたものを使用) 約100g

おぼろ豆腐(ざる豆腐、又はきぬこし豆腐でも) 約300g

好みで豚ばら肉 少々

レモン 1/2個

調味料

米のとぎ汁 800ml

昆布 約10~15g

(市販の煮干しだしでも代用可なので、その場合は昆布は不要です)

コチュジャン 小さじ1~2

塩 小さじ1/2

ごま油

 ■豚肉、イカ、ホタテの下味

  •  にんにく 1かけ
  •  しょうが 1かけ
  •  砂糖 小さじ1/2
  •  塩 小さじ1/2
  •  すりごま 大さじ1
  •  ごま油 大さじ1

準備

  1. 昆布は米のとぎ汁に漬けておきます。30分程度。
  2. イカは食べやすい大きさに切ります。 えんぺら、下足、ホタテのヒモ(まわりのところ)と胴を分けます。 イカは内蔵を取り除いて洗って下さい。 可能であれば、皮をむいた方が固くならないと思います。 ☆イカはお店の人にリング揚げにする、と伝えると楽です。

作り方

  1. キムチは食べやすい大きさに切ります。
  2. 豚肉、イカなどに下味を入れます。 この時、手でもみ込むようにします。
  3. 鍋を熱し、ごま油を入れたら2の下味のついた材料を炒めます。 香りが出て、さっと色が変わったら、キムチを入れそのまま炒めます。
  4. 米のとぎ汁と昆布を入れ、煮立てます。 沸騰したら中火にし、豆腐をスプーンなどですくって入れます。 5分程度、ことことと煮ます。 味をみて、薄ければコチュジャン、塩で味を整えます。 最後にイカの胴、ホタテの貝柱などを食べる前に入れて、火を通します。
  5. 一度火を止めて、5分程度休ませます。 味がなじんだら食べる前に再度加熱し、食べる直前にレモンを絞ります。

キムチの味わいによって変わりますからなぁ~、おいしそうなん選んでくださいね。

にんにくを使うからお休みの前の日に、一週間の疲れをとるのにぜひ。

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