そばにある幸せ~大阪の小さな台所から

in season中田綾子料理教室を開いています。 簡単な副菜が献立の役に立ちますように

寒いときは少し濃厚に 白菜とチーズのパスタ

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明日は寒さがちょっと緩むらしいですね~、ほっとしますわ~

前回に続いて、寒いときならではの料理を一品。

副菜ちゃうやん! って聞こえてきそうですが、ええやん、たまには。

ということでたまにはパスタです。

今日の主役は白菜。 

白菜は寒くなる方がおいしい野菜です。 白い株のところが甘みが増しますね。

鍋物でよく使うので、これについては説明不要ですやろな。

材料(1人分)

白菜 1/4枚(1/4カットで売られているものを1枚程度)

ベーコン 30g(薄切り約1枚)

にんにく 1かけ

パスタ 80g

好みで、イタリアンパセリのみじん切り、セージ少々(乾燥のもので可)

チーズ  あればパルミジャーノレッジャーノ おろしたもの 1/4カップ (粉チーズでもええんですわ)

調味料

バター 10g

白ワイン 30ml

塩、こしょう 適量

パスタ用の塩 水1リットルに対し1% 

作り方

  1. 白菜は細い棒状に切る。 にんにくはたたきつぶす。 ベーコンは細く切る。 パスタをゆでる湯を沸かしておく。
  2. フライパンにバターを入れて溶かし、にんにくを入れ少し香りが出たら、ベーコンを炒める。 続いて白菜を入れ、透き通るまでじっくり炒める。 パスタをゆで始める。
  3. 白ワインを加え、アルコールを飛ばす。 アルコールが飛んだら、少しパスタの茹で汁を加え、味をみてよければ、セージを加える。
  4. パスタが茹であがったら、フライパンの火を止めてチーズを加え全体に混ぜたら皿に盛り、パセリをふる。

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白菜は甘みが出て柔らかくなりやすいように繊維を断ち切る方向に細く切るのも一つの方法です。 にんにくはバターと一緒に、あまりこがさないでふんわり香る程度で。

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ベーコンもおいしいけど、生ハムでもいいですわ。 味をみて塩を加減してくださいね。 セージ以外にローズマリーでもいいですよ。 何もなければ胡椒を強めにするとぼやっとしがちな味も引き締まります。

この料理のポイントはチーズの扱いです

パスタは炒めものとは違うので、ソースになるフライパンは仕上げるタイミングで火は強くする必要ありませんねん。 なぜ火を止めるかというと、チーズが分離しやすいため。 粉チーズとして売られているものは牛乳以外に入っているものがあるのでだんごになりやすいです。 固い場合は少しパスタの茹で汁でからくない程度にゆるめてくださいね。

パスタの種類ですが、日本で一番安くて人気があるのはスパゲッティーニというやや細めの麺ですが、こういう濃厚なものには太めの方が美味しいです。 ペンネでもOK。むしろおすすめです。

パスタをゆでるのにレンジでやりたいとか、そこは好きにしはったらよろしい。

私はイタリアのおかあさんたちに敬意を表して、普通にゆでます。

鍋物の残りの白菜があったら、ぜひ。

おいしかったらよろしゅうおあがり。  また来てくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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