そばにある幸せ~大阪の小さな台所から

in season中田綾子料理教室を開いています。 簡単な副菜が献立の役に立ちますように

香りとホクホク感を楽しむ 「栗ごはん」

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いつもブログを訪ねていただいてありがとうございます。

大阪は蒸し暑い日が続き「ほんまに秋になるんかいな~」と毎日つぶやいておりますが、野菜売り場の店頭にはちゃんと秋を代表する材料が、並んでますね~。

で、今日は栗ごはん。 簡単に炊飯器で炊くし、味は塩だけなので簡単です。

レシピというほどでもないのですが、ポイントは押さえましょう。

栗は大好きなんだけど、皮むきがちょっと...

という方も多いのではないでしょうか。 いろいろご紹介しますね。

栗を選ぶ&保存する

買う時は、つやのあるきれいなものを選んでくださいね。

むく手間を考えたら、しっかり実が入っている方がええですやん。

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保存方法は新聞紙にくるんでビニール袋に入れれば長く冷蔵庫に置いておけるらしいですが、産地~市場~お店にくるまでにどれだけかかってるか、私たちにはわかりませんからね。 長くても一週間程度を目安にしましょう。

写真は熊本の銀寄です。 まだ少し甘味はなかったかも。 

そのうちにおいしくなってでてきますよ、きっと♪ 

皮のむきかた

私は、水につけて皮を柔らかくしてから出刃包丁でむいておりますが、最近ご家庭で出刃包丁をお持ちの方は少ないでしょうし、栗の皮をむく専用のピーラーのようなものもありますが、使い慣れない道具を使うのはかえって危ないかなと思いますねん。

以前NHKさんの番組で京都の料亭のご主人が焼き栗にしてから、ごはんを炊いておられましたが、切り目を入れて網の上で焼くことで皮をはじかせて、むくというのも一つの家庭では簡単な方法です。

それから、写真のように切り目を入れてから高温でオーブンなどで皮がはじく程度に焼いて手でむく、強引に水に浸してすぐ切り目を入れて手でむく、など方法はいろいろあります。

 後で炊くので、栗が生でも問題なしですからね。 これなら頑張れそう、なものを選んでみましょう。

手でむくのも疲れるわ~

と、いう方はむき栗で作ってみましょう。

いいんです。 ごはんが炊ければ。 

今年はじめて炊く、そんな方は炊くことに挑戦してみましょう。

下処理

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  1. 時間があるようなら、ゆっくり2時間ぐらい水に浸します。
  2. 栗の先を十字にキッチンはさみで切込みを入れ、皮をむきます。
  3. 渋皮は包丁でむく、ピーラーを使う、どちらでも好きなように。 むけたら、大きいものは1/4程度の大きさに切ってから再度水にさらします。

ここで、アクを抜くと色が黒くならないです。

【注意】栗を大きいまま入れると、米の柔らかくなる時間と合わないので固い炊き上がりになってしまいます。 

栗ごはん 分量(3カップ分)

栗 約300~400g(大粒10個程度)

米 3カップ

塩 小さじ1

好みで、昆布、酒大さじ1

炊き方

  • 土鍋で炊くなら、米を洗って吸水させてから、900mlの水で炊きましょう。
  • 炊飯器なら、目盛りは4カップぐらい。

但し、新米なら少し控えて下さいね。 

ちなみにうちのごはんは2.5カップが普通の米で、0.5はもち米で炊いています。

おかずに悩む? そうですね~、あまり味の濃い白いごはんを求めたくなるものよりあっさりしたおかずがいいかな?

 

一年にほんのわずか間の楽しみですからね。

シンプルにごはんの味を楽しんでくださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また来てくださいね~♡

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