干し海老と太ねぎのスープ(一応、中華なんです)
いや~、ほんまおおきに<m(__)m>。 ようこんな地味な色のスープの写真でブログ見よ思うてくれはりましたなぁ(笑)。
今日の主役は冬においしい、太いねぎです。 今回使ったのは大阪のご近所さん、滋賀の安土信長葱ですわ。 織田ってきいたら、最近はフィギュアの解説でおなじみの信成さんを思い浮かべてしまうでしょうか。 ご先祖様のお名前がついたネギがありますねん。 トロトロに柔らかくなったネギと、干し海老、干し椎茸から出たうま味がたっぷりの地味だけどおいしいスープです。 あ、簡単です。
白くて、きれいなネギです。
では材料にいきましょう。
■材料(3~4人分)
太いねぎ(下仁田ねぎなどもおすすめです)2本
干し海老(戻したもの、なければ生で可) 大さじ1程度
干ししいたけ 3~4枚(サイズ次第よ)
しょうが 1かけ
■調味料
中華の鶏ガラスープ(味の素の丸鶏ガラスープ、youki鶏ガラスープなど顆粒のものを溶いたもの) 800ml
あれば、干ししいたけの戻し汁 100ml
酒 大さじ1
塩 少々 (市販のガラスープには塩分があるので、ほどほどに)
こしょう 少々
- 干し海老は殻つきのまま、ざくざく刻みます。 干ししいたけは1cm角に切ります。生姜は1cm角の薄切りにします。
- 太ネギは1cm幅に輪切りにします。 青い部分は柔らかそうなら、使いましょう。
- 鍋に油大さじ1(分量外)を入れ、弱火にかけ1の刻んだ干し海老をゆっくり炒めます。★強火だと干し海老がはねるだけです。
- 香りが出てきたら、しょうがを炒め、さらに2のネギを加えて全体に香りと油が回るように炒めます。
- スープ、干ししいたけの戻し汁を加え煮立てます。 アクが出るようなら取り除き、酒、塩少々、こしょうし、ことことと煮ます。 ふたをして弱火で、ふたの縁から蒸気が出るぐらいの火加減で20分煮ます。 砂糖を入れてないのに、「甘い!」 ねぎの甘味が感じられたら成功!
少々固いので干し海老を刻む時は気を付けて。
しょうがはこのぐらいの厚みで
しいたけはこんな風に切ります。
断面でも厚みがわかりますね♪
干し海老を炒めているところ。続いてしょうが、ねぎ、干ししいたけを炒めます。(全体に油を回すイメージで)
スープが入りました。ここからことこと煮るだけです。実に簡単です。
揚げ物など、肉料理がメインの時などに。
野菜のたっぷり入ったスープはお腹も膨れるし、ダイエットにもおすすめです。
色が悪いからにんじん入れたい、とかそのあたりは好きなようにしはったらよろし。
そやけど、この太ネギの本来の持ち味の邪魔をしないものを選んでやってちょうだいね。 見た目おとなしそうな、清楚な感じのひとにイタリアの大きなアクセサリーを着けさせようたって、なんかちぐはぐやね。 それと一緒ですわ。
そりゃ、家庭料理だってきれい方がええかもしれませんけどね。
見た目だけきれいより、味わいのある中身もええんとちゃう? って大阪のおばちゃんだから思うんでしょうか。
甘味を感じてもらえたら、よろしゅうおあがり。
また来てくださいね。