そばにある幸せ~大阪の小さな台所から

in season中田綾子料理教室を開いています。 簡単な副菜が献立の役に立ちますように

食卓に映えるからおもてなしに 夏野菜の焼き浸し

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お休みになると、どこかへ出かけるのは楽しいですが、もしも招く立場になったらどないしますか~? 気のおけない友達はともかく、おもてなしするのはなかなかたいへんなことですなぁ~。 

今日は、普段のおかずにも、おもてなし料理がぶあ~っと並ぶ食卓の端に、なにげなく用意できる作り置きおかずですねん。

メインディッシュをおいしく食べるために、ちょっと休むところみたいなもんです。

パプリカとズッキーニで、といえばイタリア料理のオイルマリネなんていう料理が思い出されるんでしょうね。

でも今日は和の一品です。 できあがりに、柚子こしょう、ポン酢、しょうがの絞り汁など好きなものを少し加えて完成させます。 

 

そう、この料理はあなたのメインディッシュ次第でどないでもなります、っていう便利料理、しかも彩り良し!な上に簡単なんですわ。 覚えていて損はないですよ~ん。

せっかくの母の日、子供の好きな料理になってしまいそうなら、和食が好きなお母さんにいかがですやろ~

ほな作りましょか。

材料 約4人分

  • 玉ねぎ1/2個
  • ズッキーニ 小2本
  • パプリカ 1個

調味料

  • だし 500ml
  • みりん 大さじ2 
  • 酒 20ml  (みりんと合わせて、50ml)
  • 薄口しょうゆ 大さじ2 
  • 濃口しょうゆ 20ml (薄口と合わせて 50ml)
  • 削りかつお ひとつまみ 10g程度
  • オリーブオイル 適量

作り方

  1. 玉ねぎは皮をむき、1/2を6等分ぐらいのくし型切りにする。
  2. ズッキーニは輪切り、パプリカは種を取り除き、8等分に切ったものを斜めに切るぐらいの細さに切っておく。
  3. フライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎ~ズッキーニ~パプリカの順でじっくり焼き色がつくように焼く。
  4. 用意しておいた大きめの器に3を入れラップをし、20分蒸らす。
  5. だしに分量の調味料~削りかつおまで入れ、火にかけ、ひと煮立ちしたら、4に漉しながら注ぎいれる。  3時間~が味が染みてくる。 昼に作って夕食ぐらいになると味が染みていておいしい。

写真は左から右へ3段階で紹介です。

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ポイントはしっかりじっくり焼くこと。 辛い調味料を後から入れる場合はちょっと粗熱が取れてからね。 熱いと辛くなりますよ。

お酒のアテにするなら 焼く時に野菜に塩をして少し塩分濃いめでもいいかな。

おかずにするならもう少しお砂糖なんかを入れてもええと思います。

基本は焼いて漬けるだけ、だから前の日にちゃちゃっと作っておけば、翌日メインディッシュをじっくりおいしく手をかけて作れます。

 

玉ねぎの色が悪くなるけど、1日ぐらい染みたのはおいしいでっせ~。

真夏は冷たく冷やしてね。

 

おいしかったら、また来てくださいね~

 

 

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